2026年度FDP臨床研究会 第2回例会 令和8年5月9日(土)

 

令和8年5月9日(土)に2026年度FDP臨床研究会第2回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は田中裕久先生、演者は藤森啓先生•小松啓之先生•森川貴史先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(藤森先生)

著しい咬耗と咬合崩壊をきたした顕在的病的咬合の1症例

全顎的に咬耗が進行し咬合崩壊を来した症例に対して行う治療では診査・診断が非常に重要であり安定したFinalをいかに導き出すか?が大切です。

各治療のステップを最終ゴールをデジタルを併用し可視化することでより現状の治療ステージに狂いがないか確認し正確に進めていく。壮大なCASEに来場の先生方も学びが大きかったのではないでしょうか。

 

🦷(小松先生)

経営力としての包括的歯科治療

開業医(個人事業主)は技術を高める自己研鑽と自信・スタッフの生活を支えるための医院経営の両輪をいかに持続的に行い、繁栄に導くのかが重要です。

今回、ご自身の様々なCASEを基に治療ステップのみならず患者との関わり方・コンサルティングそしていかに有意義な歯科医師人生になれるかをご講演いただきました。

来場の先生方には明日からの診療方針・医院全体の方向性の指針になったのではないでしょうか。

 

🦷(森川先生)

月臨会予演

 いよいよ今月開催する月臨会・総会発表への最終調整段階に入りました。

前回より、より内容が分かりやすくブラッシュアップされ限られた時間で濃密かつ分かりやすい内容へと

昇華されていました。ここから当日までによりスライドの調整を加え発表に向けての練習に励んでいただきたいと思います。頑張ってください!!

 

次回は2026年6月18日(土)、第3回例会を行います。

座長は渡辺茂文先生 発表は寺野和也先生・戸島大輔先生・尾崎達也先生です🦷

ぜひ、ご参加宜しくお願い致します😌

2026年度FDP臨床研究会 定時総会&第1回例会 令和8年4月18日(土)

令和8年4月18日(土)に2026年度FDP臨床研究会定時総会ならびに第1回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

FDP臨床研究会も新年度を迎え、2006年の発足より20年目に入りましたが今後もより会員の先生方の学び・憩いの場となるよう発展してまいりたいと思っております。

例年通り、定時総会(決算報告や議事)を行いました。

その後、第1回例会は、池岡会長より患者さんに寄り添ったインプラント治療とは』というテーマで90分の講演をして頂きました。様々なインプラント治療方法が行われている現代において守るべき重要なポイント、そして大前提としていかに患者に負担をかけずに良好な結果・長期的な予後を与えられるかをご自身のCASEと様々な文献を交えてご講演いただきました。会場にお越しの先生方も非常に学び多い一日となったでしょう。

今年度も会員の皆様のために、理事一同会務運営に携わっていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

今回、会場には45名・ZOOMでは17名の先生方にご参加いただきました🙇‍♂️たくさんのが参加ありがとうございました!!

次回は5月9日(土)で2026年度最初の例会です🦷

座長は田中裕久先生、演者は藤森啓先生、小松啓之先生、森川貴史先生です。本年度もご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第10回例会 令和8年3月28日(土)

令和8年3月28日(土)に2025年度FDP臨床研究会第10回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は中村唯浩先生、演者は藤森啓先生•板垣賢治先生•荒垣洋行先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(藤森先生)

高度顎堤吸収を伴う治療に対してアプローチした1症例

無歯顎症例におけるインプラント治療は有用である一方、年齢や全身状態、骨格、顎堤吸収の程度により適応が制限されます。本症例では、吸着のメカニズムと義歯の正しい概形を丁寧に考慮することで、良好な吸着を実現した総義歯を完成。難易度の高い総義歯治療において、日常臨床に直結する非常に示唆に富む内容でした。

 

 

🦷(板垣先生)

咬合低位に対して咬合挙上を行った症例

75歳女性、骨格Ⅱ級かつ顕在的病的咬合症例に対し、CWではなくCCWによる咬合挙上を選択。補綴およびインプラントにより咬合再構成を行い、顎関節の保護と骨格Ⅱ級の悪化抑制に配慮した結果、咬合高径の改善と機能回復を達成しました。従来の考え方とは異なるアプローチにより、顎位改善が得られた非常に学びの多い症例でした。

 

🦷(荒垣先生)

抜歯即時埋入でのトラブルと原因

 

審美領域における抜歯即時埋入では、骨条件の厳しさから術後トラブルが起こりやすい点が課題です。本発表では、術後一見良好に見えた症例でも補綴後やインテグレーション期間中に問題が生じた2症例を提示。唇側骨の菲薄化や骨補填材の扱い、骨リモデリングの理解の重要性について活発なディスカッションが行われました。適応症の見極めと骨・軟組織マネジメントの重要性が改めて示された内容でした。

 

次回は2026年4月18日(土)、総会&第1回例会を行います。

ぜひ、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 特別講演 令和8年2月21日(土)

令和8年2月21日(土)に酒井志郎先生をお招きし、2025年度FDP臨床研究会・特別講演をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて開催しました。

 

枚方市でご開業されている酒井先生によります【骨格・歯列から読み解く診断の本質】を演題としてご講演いただきました。

「なぜ破壊・欠損に至ったのか?」局所の診断も重要だが大きな視野で全体像を見据えることの重要性。

現状に至った原因を時間軸で考え、過去から今そして今から未来を見据えて治療方針を考え治療を進めることが診断・治療計画において重要なことである。そして骨格・歯列の分類においての診断の違いや目標ゴールの共通点などを多数の実際の症例を交えて、御講演いただきました。

 

来場された先生方におかれましては日々の診療の中で改めて口腔内を診る目線が変わるきっかけになったのではないでしょうか?

正常像をイメージし現状の口腔内と比較し、違和感を見極めること。日々気をつけていきたいと改めて感じました。

 

次回例会は3月28日(土曜日)座長は中村唯浩先生 発表は藤森啓先生・板垣賢治先生・荒垣洋行先生の3名です。ぜひご参加よろしくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第9回例会 令和8年1月24日(土)

令和8年1月24日(土)に2025年度FDP臨床研究会第9例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は田中裕久先生、演者は井出翔太先生•稲葉幹人先生•花岡英樹先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(井出先生)

【前歯インプラントにおけるインプラントポジションと補綴形態の重要性】

ルートメンブレンテクニックを併用した手技を、ご自身のCASEを交えながら発表いただきました。

制限の多い領域である前歯でのインプラント治療においていかに歯肉・骨を温存するか?最終補綴形態をイメージし移行していくためにどのような形態を与えていくのか?解剖学的なルールも説明いただき、会場の皆さんにも学びある発表となりました。

 

🦷(稲葉先生)

【垂直的骨量が乏しい上顎骨に対してデンサーバーを用いてインプラント埋入を行った症例】

インプラント治療を行う症例では欠損に至った原因によっては埋入するにあたり骨・歯肉と条件が非常にシビアなことが多い。今回、上顎骨の垂直的な骨量のない術野に対して、様々な対処法の中の一つとしてのデンサーバーの有用性を自身のCASEを交えながら発表いただきました。

デンサーバーを使用しスプリングバックエフェクトにより低侵襲にスピーディーに治療が進むことは患者にとっての恩恵が非常に大きい。Finalを安全に迎えられるよう、フィクスチャーの形状を考え選択することや補綴形態の変更において制限もあることなど改めて学び直す良い機会になりました。

 

🦷(花岡先生)

【最小限の治療介入で生理的咬合を維持した15年経過症例】

治療においてスタートとなる診査・診断が最も重要であり、それは治療後の予後・安定した経過年数を大きく左右するからです。今回、ご自身のCASEで診断し必要な治療を最小限行い経年的に起こりうるトラブルを予測しいかに対応するのかを発表いただきました。会場にご参加いただいた先生方も今だけでなく将来の変化をイメージすることが長期的な安定において大切なことが伝わったでしょう。

 

次回の2026年2月21日(土)では酒井志郎先生をお招きし特別講演会を行います。

ぜひ、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第8回例会 令和7年12月13日(土)

令和7年12月13日(土)に2025年度FDP臨床研究会第8回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は高田秋介先生、演者は市川雄一先生•久保裕睦先生•長谷川昌孝先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(市川先生)

「インプラント埋入と同時に行うマイナーGBRについて」

補綴主導で理想的な位置にインプラントを埋入する際、骨量が不足していると、インプラント体の一部が露出し、GBRが必要となる場合があります。発表では、さまざまな骨補填材やメンブレンを用いて、インプラント埋入と同時にマイナーGBRを行った症例が紹介されました。

それらの症例を通して、期待した骨造成量が得られなかった理由についてディスカッションが活発に行われました。いずれの症例も術式は丁寧で、市川先生の豊富な臨床経験が感じられる、非常に分かりやすく有意義で素晴らしい発表でした。

 

🦷(久保先生)

Functional Restoration using Hybrid Digital - Analog Dentures

       ~ 基礎資料の分析から治療評価まで ~

DigitalおよびAI技術の進歩により、歯科治療における補綴・外科・矯正などさまざまな分野で、これらの技術は臨床を補助する不可欠な存在となっています。一方で、デジタル技術の進化は現在も発展途上であり、従来のアナログな知識や技術を併用したハイブリッドな診療体系が、今後も重要であると考えられます。

発表では、咬合崩壊を生じた79歳女性の義歯治療において、アナログとデジタルを効果的に併用したフルマウスリコンストラクションの症例が提示されました。また、症例を通じて、会員に対し義歯設計に関するレクチャーが行われ、非常に有意義な内容となりました。

 

 

🦷(長谷川先生)

ソケットプリザベーションを併用してインプラントによる欠損補綴治療を行なった症例

インプラントによる欠損補綴治療は広く普及しており、システムの発展やデジタル技術の導入など、歯科医療は日々進化しています。一方で、骨量不足の問題は依然として解決が難しい課題の一つとなっています。発表では、骨量不足を認める症例に対しソケットプリザベーションを併用することで骨量の改善を図り、最終的に咬合を回復した症例が報告されました。
長谷川先生は、オステムマスターコースにてインプラント治療の基礎を学ばれ、FDP基礎臨床コースでは診断、基礎資料の採得、ケースプレゼンテーションについて研鑽を積まれました。インプラント治療の手技はもちろん、オペ中の写真も非常に丁寧かつ鮮明に撮影されており、完成度の高い素晴らしい発表でした。

 

次回は2026年1月24日(土)で2025年度第9回例会となります。

座長は田中裕久先生 発表は井出翔太先生•稲葉幹人先生•花岡英樹先生の3人となります。是非、ご参加宜しくお願い致します😌

FDP•FCDC•NOAH合同例会in福岡 令和7年11月29日(土)30日(日)

2025 11/29,11/30

FDP•FCDC•NOAH合同例会 in 福岡🦷

 

今回合同例会のため福岡県へ行ってまいりました!当会所属の田中克樹先生、乾慎太郎先生、森川貴史先生の3名も発表され、基調講演では河津祐之先生に御講演いただきました。

 

前日は福岡FCDCの先生方のご配慮でもつ鍋、そして大宴会で元気をいただき、合同例会の日曜日を迎えました🦷

発表・講演されました各会の先生方はこの日のためにしっかりと準備されており、会場に参加者されました先生方も真剣な眼差しで学んでおられました✒️

 

所属する団体が違えど目指す目標は常に一つ、安心安全な医療を患者様に提供するためにいかにアプローチするか?

一つの山を登るにも登り方はそれぞれですが目指す頂は常に一つです。

今後も他団体の先生方とも交流しながら我々FDPもより良い医療のために研鑽していきたいと思います😌

 

今回、発表されました先生方、遠方よりご参加くださいました先生方そして、日々のお忙しい診療の中ご準備いただきましたFCDCの先生方に深く感謝申し上げます🙇

2025年度FDP臨床研究会 第7回例会 令和7年11月15日(土)

令和7年11月15日(土)に2025年度FDP臨床研究会第7回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は久保裕睦先生、演者は乾慎太郎先生•小松啓之先生•吉井一真先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(乾先生)

「初めてのフルマウスを振り返って」

全顎的治療では、抜歯後や最終補綴物が入った状態を術前に具体的にイメージすることが重要だが、経験の浅い歯科医師には難しいことが多い。そのため治療途中の口腔内・顔貌写真を用いて客観的に見直し、治療ゴールの軌道修正を行うことが不可欠である。乾先生にとって初めてフルマウス症例を経験されたことももちろん、そのケースをまとめ、プレゼンテーションを行ったことも非常に大きな経験になったことでしょう。素晴らしい発表でした。

 

 🦷(小松先生)

補綴修復治療における抜歯即時インプラントの有用性

現代のインプラント治療は、天然歯に近い審美性と十分な咀嚼機能の回復が可能となり、治療成績は大きく向上してきた。バイオロジーの進歩が長期予後を支える中、汎用性の高い鏡面加工のティッシュレベル、審美領域に必須のPSを備えたボーンレベルといった各インプラントの特徴、理解が重要である。補綴修復治療における抜歯即時埋入の優位性を自身のCASEを交えて発表いただき会員にレクチャーしていただきました。

 

🦷(吉井先生)

根尖病変に対し、MTAセメントを用いて根管充填を行い審美補綴を行った一症例

 MTA セメントの普及により歯の保存性が向上する中、比較的若年者の根尖病変に対して MTA を用いた根管充填を行い、歯周組織と調和する支台歯形成を経て審美補綴を装着した症例をプレゼンして頂きました。

吉井先生はまだ臨床8年目ですが、良きメンターに巡り合い様々なセミナーを受講され、素直に真摯に学ぶ姿勢を持ち、一つ一つできる治療オプションを着実に増やしていることが分かる素晴らしい発表でした。これからの活躍が期待されること間違いないと感じました。

 

次回は12月13日(土)で2025年度第8回例会となります。

座長は高田秋介先生 発表は市川雄一先生•久保裕睦先生•長谷川昌孝先生の3人となります。是非、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第6回例会 令和7年10月25日(土)

令和7年10月25日(土)に2025年度FDP臨床研究会第6回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は森川貴史先生、演者は尾崎達也先生•田中克樹先生・岩崎武史先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(尾崎先生)

 

日々進化しているデジタルの分野において技工業界においても様々な新しい素材も活用されています。

矯正歯科技工を専門とされている尾崎先生の技術力・知識とGraphy社の開発による最新の素材である形状記憶

を利用したアライナー矯正の最新の治療方法・特性を発表いただきました。

我々も時代の変化に対応し良質な医療を提供できるよう努めてまいります。

 

 🦷(田中先生)

オクルーザルベニアについての発表でした。Minimal interventionに基づいた補綴治療オプションとしてオクルーザルベニアを用いいることで歯質の温存と経年的な最治療介入の次の一手を増やすことは口腔内を健康に維持することに大きく寄与します。しかしながら形成の繊細さや接着操作についての難易度もあるため自身のCASEを交えて発表いただき会員も臨床に取り入れやすくレクチャーいただきました。

非常に審美性に富んだ発表でした。

 

🦷(岩崎先生)

 歯科医師としての成長・ラーニングステージについて自身のCASEを交えながら発表いただきました。

FDP会員も年々入会者数が増え、若い先生方も多くなりました。

皆が迷う自分自身の未来の歯科医師像・・・もちろん我々も経験してきました。

大切なことは、良きメンターに巡り合い素直に真摯に学ぶ姿勢。そして焦らずに、一つ一つできる治療オプションを着実に増やしていく事です。ご自身の成長過程をCASEを交えて発表いただき若い先生方の希望になったのではないでしょうか。

 

次回は11月15日(土)で2025年度第7回例会となります。

座長は久保裕睦先生 発表は乾慎太郎先生•小松啓之先生•吉井一真先生の3人となります。是非、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第5回例会 令和7年9月27日(土)

令和7年9月27日(土)に2025年度FDP臨床研究会第5回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は山本晋平先生、演者は戸島大輔先生•松山真也先生の2人の技工士先生によるレクチャーでした。

 

🦷(戸島先生)

 

 『インプラント技工作業における時代の変遷と今後の展望について』

近年はインプラントメーカーや対応するコンポーネントの種類が飛躍的に増加しており、ラボサイドでは、それぞれの歯科医師のニーズや使用するシステムに合わせて多様な製品を取り揃える必要が出てきています。また、CAD/CAM技術の急速な普及により、従来のアナログ印象からデジタル印象への移行が進む中で、上部構造の設計や材料選択の幅も大きく広がっています。これらの技術革新に伴い、歯科医師と歯科技工士の間での密な情報共有や連携が、これまで以上に重要になってきています。情報の齟齬やコミュニケーション不足によって、補綴物の精度や治療の質に影響が出るリスクも高まっているため、改めて、適切な資料採得・診断・治療計画を歯科医師と技工士が共有しながら進めていくことの大切さを再認識しました。患者さんにより良い補綴物を提供するためにも、今後ますます、チーム医療としての連携の質を高めていく必要性を感じた、大変勉強になる講演でした。

 

🦷(松山先生)

 

 『インプラントの補綴形態について』

 

インプラントの補綴形態は、審美性だけでなく、長期的な安定性にも大きく関与する非常に重要な要素です。これらの補綴形態は、インプラントが即時埋入なのか待時埋入なのかといった治療タイミングの違いや、インプラントの種類、埋入深度など、さまざまな臨床状況によって適切に変化させる必要があります。今回のレクチャーでは、補綴装置を実際に設計・製作する歯科技工士の視点から、どのような考えのもとで補綴物を製作しているのか、また、歯科医師との連携をどのように行っているのかについて学びました。特に印象に残ったのは、抜歯即時埋入のケースにおいて、前歯部では審美的な理由からテンポラリー(仮歯)を装着する必要があることが多い中で、臼歯部でも抜歯窩の形態を極力保存し、骨吸収量を最小限に抑える処置を行っている先生がいるという点でした。これにより、清掃性を重視した補綴形態を長期的に維持することが可能になるとのことで、大変興味深く、有意義な学びとなりました。

 

 

次回は10月25日(土)で2025年度第6回例会となります。

座長は森川貴史先生 発表は田中克樹先生•尾崎達也先生•岩崎武史先生の3人となります。是非、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第4回例会 令和7年7月26日(土)

令和7年7月26日(土)に2025年度FDP臨床研究会第4回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は高田秋介先生、演者は下野秀虎先生•田中裕久先生•渡辺茂文先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(下野先生)

 

補綴治療において審美的に修復し咬合関係を付与することは達成すべき目標ですが患者の年齢や口腔内の状況において理想的に達成できない場合も多々あります。その制限がある中でいかに治療を行うのか?今回は乱排列によって対応したCASEを原理・原則を踏まえて講演いただきました。

治療過程・最終補綴物の精度のためのステップっと学ぶべきことが多い発表でした。

 

🦷(田中裕先生)

 

 

臼歯部の崩壊した2級咬合 の症例に対して最小限の治療介入で回復を行う症例を提示いただきました。

シビアなCASEに対して咬合ステージをいかに読み取り適切に治療を行うのか?

難症例が最終的に改善した結果に会場からも驚きの声が聞こえてきました。

今後の予後もまた知りたくなる興味深い講演でした。

 

🦷(渡辺先生)

 

前歯部インプラント治療におけるエビデンスに基づいた治療のプロトコールを基本的な概念から講演いただきました。

実際のCASEでは確実に設計通りの治療を的確に進めておられ、前歯部インプラントの治療結果も非常に審美性の高い結果となり会場の先生方も学ぶことが多かったと思います。

 

次回は9月27日(土)で2025年度第5回例会となります。

座長は山本晋平先生 発表は松山真也先生•戸島大輔先生 ハイレベルな技工士お二人によりますレクチャー講演となります。是非、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第3回例会 令和7年6月21日(土)

令和7年6月21日(土)に2025年度FDP臨床研究会第3回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は渡辺茂文先生、演者は山本晋平先生•中谷貴範先生•田中浩太先生の3人の先生によるインプラントに特化したリレー講演でした。

 

🦷(山本先生)

 

治療における診査•診断を臨床経験と経年的変化から振り返り、治療介入を行うべきタイミングと将来を見据えた補綴設計の大切さをお伝えいただきました。

計画性をもった治療計画の先を読み、患者のライフステージを考えて行う必要性が会員にもしっかりと伝わりました。

 

🦷(中谷先生)

 

局所の先を読むという方針でご自身の沢山のCASEから治療の各ステージで生じるトラブルに対しての備え•対応をレクチャーしていただきました。

的確な計画•治療戦略であっても、状況によっては予期せぬトラブルが生じることは治療を行う上で皆が体験することですが、いかにリカバリーのためのマネージメントスキルや、柔軟な対応策をも引き出しとして備えておくことが重要か再認識しました。

 

🦷(田中先生)

 

時間軸を読む事、患者の経年的な変化を見守りながら必要な治療をいつ介入していくのか?

自身のラーニングステージを踏まえ、長期にわたり経過を見続けたCASEを発表いただきました。

大切な事は本質的な治療介入に向けての科学的根拠と臨床知識に基づいた判断•技術を高め患者に寄り添う事であり、加齢変化という先を読む事への重要性を再認識しました。

 

次回は7月26日(土)で2025年度第4回例会となります。

座長は高田秋介先生、発表は下野秀虎先生•田中裕久先生•渡辺茂文先生の3名の発表となります。

 

沢山のご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 第2回例会 令和7年5月17日(土)

令和7年5月17日(土)に2025年度FDP臨床研究会第2回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は河津祐之先生、演者は山城航先生•米田雄一先生•中村唯浩先生の3人の先生による発表でした。

 

🦷(山城先生)

 

社会全体においてデジタルの発展は目覚ましく世界中で様々な分野でも開発•応用が進んでいます。歯科におけるデジタルデンティストリーも日々進化•進歩している今、臨床でいかに精度を向上させながらデジタルでの簡便化に繋げるのかを実際のフルマウスCASEを交えてレクチャーいただきました。

臨床での勘所やチェックポイントなど明日からの臨床に取り入れる情報が満載でした。

 

🦷(米田先生)

 

歯科医療における口腔内の環境改善として骨格•歯列の正常発育を促すことは非常に重要であり患者の将来、生涯の健康的な人生に関わります。その環境改善に小児期からいかにアプローチしていくのか?沢山の小児矯正のCASEを交えて発表いただきました。

 

日々、成人患者の治療では制限のある中で苦慮することが多いです。出来うる限り小児期より環境改善に取り組む事は、患者様の将来•未来への最大の投資となるでしょう。

受講された先生方も刺激の多い学びになりました。

 

🦷(中村先生)

 

前歯部審美領域におけるインプラント治療の基本指針と手技を実際のCASEから詳細にご説明いただきました。

難易度の高い症例も診査•診断が重要です。

全顎的な診断も局所の治療が出来てこそ治療介入出来ることですから、一つ一つの資料を詳細にまとめ分析し治療介入したCASEを見てご参加いただいた先生方も学ぶことが沢山あったと思います。

 

次回は6月21日(土)で2025年度第3回例会となります。

座長は渡辺茂文 発表は山本晋平先生•田中浩太先生によりますインプラント治療にフォーカスを当てたレクチャー講演となります。

様々なセミナーでインストラクターとしてご活躍されている先生方から学ぶ貴重な機会です!!是非、ご参加宜しくお願い致します😌

2025年度FDP臨床研究会 定時総会&第1回例会 令和7年4月19日(土)

令和7年4月19日(土)に2025年度FDP臨床研究会定時総会ならびに第1回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

FDP臨床研究会も新年度を迎え、2006年の発足より19年目に入りました。例年通り、定時総会(決算報告や議事)を行い、その後、第1回例会は、池岡会長より診断の重要性 〜明るい歯科医療の未来のために〜』というテーマで90分の講演をして頂きました。戦後の日本の復興から高度経済成長、現在の日本の現状までの時系列で歯科医療の変遷や矯正治療やインプラント治療のトラブルについて症例を提示して頂きながら、詳しく講演して頂きました。

今年度も会員の皆様のために、理事一同会務運営に携わっていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

今回、会場には39名・ZOOMでは15名の先生方にご参加いただきました🙇‍♂️

次回は5月17日(土)で2025年度最初の例会となります。座長は河津先生、演者は山城航先生、米田雄一先生、中村唯浩先生です。本年度もご参加宜しくお願い致します😌

2024年度FDP臨床研究会 第10回  例会 令和7年3月15日(土)

令和7年3月15日(土)に2024年度FDP臨床研究会第10回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は中村唯浩先生、演者は寺野和也先生•岩崎武史先生•高田秋介先生の3人の先生による発表でした。

 

 🦷(寺野先生)

ジルコニアの接着について。近年マルチレイヤーのジルコニアディスクや超高透光性ジルコニアの登場によって強度面や審美面からラミネートベニアや接着性ブリッジなどに使用されています。補綴物をセットする際の正しい接着面の処理と適切な接着材料について講演して頂きました。

🦷(岩崎先生)

 

人生100年時代 若年者の欠損をどう捉えるか。26歳女性、左下7の欠損補綴について、基礎資料を採得し、しっかり分析した後、患者の現時点での最良の治療である智歯移植を選択した素晴らしい内容でした。

🦷(高田先生)

IODのその後。約10年前に行った、上顎は部分床義歯、下顎はショートインプラントを4本使用したIODで、ゴシックアーチを用いて顎位の決定を行ったデンチャーケースの治療計画、治療手順、経過を現在の状況の口腔内写真も対峙してプレゼンして頂きました。

今回、会場には25名・ZOOMでは12名の先生方にご参加いただきました🙇‍♂️

今回で今年度の例会が最後となりました。

次回は4月19日(土)で2025年度最初の例会となります。総会と池岡会長による基調講演です。次年度もご参加宜しくお願い致します😌

2024年度FDP臨床研究会 特別講演 令和7年2月15日(土)

令和7年2月15日(土)2024年度FDP臨床研究会特別講演をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。司会・座長は森川先生でした。

 

今年度は大阪市浪速区でご開業されています、鶴歯会主宰の岡崎英起先生をお招きして、会員限定、会場開催のみで2時間、『次世代の歯科医師へのアドバイス』というテーマでご講演して頂きました。

FDPはここ数年、卒後間もない若手の先生の入会が増え、基礎臨床コースの開講など次世代の先生の育成、指導に力を入れています。その先生方含め、中堅、ベテランの先生も原点回帰するため、岡崎先生の歯科医師人生をざっくばらんに話して頂きました。

歯科医師になられてから30年以上、常に色々なことにチャレンジされ、目標を掲げ、努力をされ、患者様にその知識、技術を提供して、なるべく患者の歯を守る、保存することを考えて治療されてきた長期症例のケースを拝見し、会員の先生にはとても勉強になった講演になりました。

 

今回、会場には53名の先生方にご参加いただき活発なディスカッションでご来場いただいた先生方にとっても非常に学びの多い1日になりました。

 

次回例会は3/15(土)です!

座長は中村唯浩先生、演者は寺野和也先生・岩崎武史先生・高田秋介先生です🦷

例会後は懇親会も予定しておりますので奮ってご参加ください😊

2024年度FDP臨床研究会 第9回 例会 令和7年1月18日(土)

2024年度令和7年1月18日(土)にFDP臨床研究会第9回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

 

🖊️ 座長は久保裕睦先生、演者は森川貴史先生•洪在潤先生•藤森啓先生の3人の先生による発表でした。

 

 🦷(森川先生)

矯正治療における歯牙移動のメカニズムと、実際のご自身のインビザラインを用いた包括的な症例からさまざまな注意点と改善方法をご説明いただきました。ブラケットとマウスピースでは手法は違えど、基本的な考え方や適切な診断力という部分では等しく重要であることを再確認するよい機会となりました。

🦷(洪先生)

様々な学会で学び得た、知識と考え方•診断力を一つのCASEを通して発表いただきました。

基本を忠実に行い、最適な治療を行う事の重要性がご参加いただいた先生方にも伝わる内容でした。

🦷(藤森先生)

インプラント治療による咬合機能の回復により病的進行を抑制できたCASEを発表されました。一つ一つの資料を丁寧にまとめ上げ、分析し治療介入する。治療後の口腔内の改善が非常に綺麗な症例発表でした。日々の臨床での資料•分析のデスクワークが非常に重要であることが会場にも伝わったと思います。

今回、会場には27名・ZOOMでは19名の先生方にご参加いただきました🙇‍♂️

次回は2月15日(土)、岡崎英起先生をお招きした特別講演となります。終了後は懇親会も予定しておりますので、奮ってご参加下さい😌

2024年度FDP臨床研究会 第8回 例会 令和6年12月21日(土)

12/212024年度、第8回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。

🖊️ 座長は渡辺茂文先生、演者は前川誠志先生・森雄基先生・小松啓之先生の3人の先生による発表でした。

 

 (前川先生)

顎関節の解剖学的構造から各顎関節症の診断と治療へのアプローチを実際のケースを踏まえて分かりやすく

レクチャーいただきました。開口障害の術前後の劇的な変化に皆、大きな衝撃を受けました。

 

(森先生)

基礎資料の収集と正確な診査・診断・治療計画の立案から導き出された方針を患者の生活背景も考慮し

最小の治療介入で最大限のQOLの向上を求めるための接着性ブリッジの臨床応用を文献を交えて講演

いただきました。

 (小松先生)

 全顎治療においてデジタルの活用は臨床スピードを向上させ、良い結果をより早く提供できる効果があるが

重要となるのは症例に対しての深い診断力とアナログでも行っていた手法での技術理解が重要であり、

これらをもって新しい技術の効果を最大限に発揮できることを実際の症例を踏まえてレクチャーいただき

ました。

 

今回、会場には43名・ZOOMでは11名の先生方にご参加いただきました。

次回例会は来年の118()です